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はあぶやルリちゃんの日常生活の紹介です!


by habuya-ruriko

熟年離婚 -6-

           -6-  夫婦喧嘩

  仲の良い夫婦ほど喧嘩をする、と言われるが本当だと思う。結婚してから

  一度も喧嘩したことが無い、と断言される奥さんにも出会ったが、おそらく

  その御夫婦は、どちらかが我慢しているか、主従関係にあるか、師弟関係に

  あるか、そのどれかだろうと推測する。

  人間も動物であるかぎり感情があるので、おもわず我を忘れて、かっとなったり、

  泣いたり、笑ったり、いろいろだ。その時、理性を働かせて一呼吸おいてから

  行動せよと言われても、なかなか難しい。

  しかし、その激しい討論が終了する頃には、鬱積していた感情も、殆ど解消

  されてしまうので、元の仲良し夫婦に戻れる。

  我が家に関していえば、ゆっくり納得するたちの夫は、私の感情の速さについて

  いけず、不機嫌が顔に残ったままだが、すっかり気分の良くなった妻のリードで

  いつのまにか笑みが戻ってくるという次第だ。

  もちろん、暴力を伴う喧嘩が論外だが、衆人環視の中であろうと、親兄弟が

  いようがいまいが、必要な激しい討論はあっても良いと思う。

  尊敬していたイタリア人のマリーザさんが、生前、私に教えてくれた数多くの

  智恵の一つが、夫婦喧嘩であった。人がいようがいまいが、自分の考えを相手に

  伝える。激しい口調になってしまいがちだが、当然相手も燃えてくる。しばらく

  舌戦は続くのだが、おなかもすくし、のども渇くのでいつか終わりになる。

  私も一度、彼女に戦いを挑んだが、勝敗は忘れたが、その後、彼女の誠意だけが

  今も色濃く心に残っている。

  私が、日本の社会で一番嫌いな点は、あいまいさである。大人の智恵のように

  思っている人もいるが、私には、どうしてもそれが、ずるさとダブってみえて

  しまう。じぶんの意見をはっきり述べると、当然反対意見を持った人達から

  反感をかうが、そのことから、又新たな考えを知ることが出来て、最終的に

  良かったという経験が多々あったので、その利点を活かさないように見える

  あいまいさを、どうしても好きになれないのだ。

  

by habuya-ruriko | 2019-02-16 13:37 | Comments(0)